2016年度のプログラムが終了しました(更新日:2016年12月21日)

キーワードで探す: 「課題」発見・解決

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最終成果物「私の政策提言」について

講師:亀井善太郎(東京財団研究員兼政策プロデューサー)

週末学校の趣旨は、そもそも行政が取り組んでいる仕事とは何のためかを考えるきっかけとなることである。東京財団は、自らの頭で考え、行動を起こせる人材の育成することで、地域自らがその地域の豊かさについて考え、その実現に向けて当事者である住民と行政職員が具体的に動き出すことを目指している。本研修プログラムの最終成果物として、研修生がそれぞれ「私の政策提言」を作成する。本講義では、その作成を始めるにあたり、「私の政策提言」とは何かを学び、作成の準備をする。

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本来の「事業仕分け」の意義

講師:伊藤伸(構想日本政策担当ディレクター、内閣府行政刷新会議事務局参事官)

事業仕分けの目的は、予算削減だけではない。地方自治体が行っている行政サービスのそもそもの必要性や実施主体(国・県・市町村・民間など)について、行政の現場で行われている仕事について具体的に議論することで、①自治体が取り組むべきサービスの明確化、②国・地方間の役割分担の再整理、③地方に対する国のコントロールの原因のあぶり出しも重要な要素である。

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研修生の「地元学」

研修生たちは、自分でテーマを選び、地元を歩き、住民に取材をし、写真を撮って、そこに住む人々の生活や文化、歴史を探った。中には、一日中地域を歩き回った研修生や、5時間以上も1人の住民に話を聞いてきた研修生もいた。そして調べたことをまとめ、講義での発表を通じて共有した。

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地元学の実践

講師:吉本哲郎(地元学ネットワーク主宰)、横尾ともみ(地元学ネットワーク)

あなたは自分たちの地域のことを知っているだろうか。地域のために働く職員は地域の個性をふまえた仕事ができているだろうか。地元学は、地域の歴史や風土、成り立ちを調べるが、過去を振り返り懐かしむものではない。足元にあるものを確認し、その意味を知る。まず今あるものと向き合い、そして時代の変化を地域の個性となじませながら、地域の力を引き出していく。そこから地域のこれからが示されていく。

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課題発見と課題解決

講師:内田和成(早稲田大学大学院商学研究科、早稲田大学ビジネススクール教授)

地域を取り巻く「課題」と呼ばれるものはたくさんある。私たちは数ある課題の中から、自分が取り組むべき課題を選び、その解決に取り組んでいる。しかしそれよりももっと大切な課題はないのだろうか。私たちが課題と考えているもの、実はそれは課題によって引き起こされている事象に過ぎないのではないだろうか。

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公は官か?

講師:加藤秀樹(東京財団理事長、構想日本代表、内閣府行政刷新会議事務局長)※肩書きは当時

公務員であるあなたに「いまやっている仕事は誰のための仕事か」とたずねたら、あなたはなんと答えるだろうか。あなたは「地域の住民のため」と答えるかもしれないが、それは本当に住民の役に立っているのだろうか。また、そこで答えた住民とは誰のことだろうか。

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町や村の元気をつくる地元学のすすめ

講師:吉本哲郎(地元学ネットワーク主宰)

「あなたはどこまで地元を知っていますか?」。ごく簡単な質問だが、意外と自分の地元のことを知らないものである。地元学とは、「ないものねだり」ではなく、「あるもの探し」を自分たちで行い、「あるもの」同士を新しく組み合わせ、新しいものをつくり、町や村の元気を作っていくことである。

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包括予算制度を契機として

講師:定野司(足立区環境部長)※肩書きは当時

これまでの公務員の働く原動力は権限(予算・カネ)。しかし、権限は組織の疲弊化を招き、分権化を進めることになった。これからの原動力は、自己満足である。自己満足とは、自分の仕事に誇りを持てること、自分の仕事を人に伝えること(記録に残すこと)ではないか。

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公は官か?

講師:加藤秀樹(東京財団会長)※肩書きは当時

行政が住民に対して提供するものは何でしょうか。一言で言うと、公益・公共財などと言われるものです。法律家の定義では不特定多数の人々にとっての利益ということになります。この不特定多数とは誰でしょうか。単なる人数の多少ではありません。それがある特定の団体や組織のように枠で囲われておらず、オープンなものであれば不特定多数と言え、その人たちにとって、必要なもの、役に立つことが公益・公共財ということになると、私は思います。

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公は官か?

講師:加藤秀樹(東京財団会長)※肩書きは当時

加藤氏の講義「公は官か?」の一部を、動画でお届けします。