2016年度のプログラムが終了しました(更新日:2016年12月21日)

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ポートランド研修の目的と概要

7月30日から8月7日までの9日間、週末学校のプログラムの一環として米国オレゴン州ポートランド市へ調査に訪れた。今年のプログラムのテーマは、昨年に引き続き「住民主体のまちづくり」。住民参加が盛んなことで知られるポートランドだが、具体的にポートランド住民は自分たちのまちづくりにどのように参加をしてきたのか。そしてその過程で行政はどのような役割を果たしてきたのか。

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住民の合意を形成する~公共交通の無料ゾーン政策見直しの事例から~

ポートランドは公共交通網が張り巡らされていることで有名である。TRIMETと言う公的機関が運営する、主としてバス、ライトレールとストリートカーが市内だけでなく、近隣市にまで伸びて、身近な市民の足となっている。特にダウンタウン地区など市の中心部では、乗車料金が無料であることもポートランドの特徴の一つと言える。

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住民自治の現場~ネイバーフッド・アソシエーションの事例から~

7000人、3000世帯が住むポートランド南東地区のネイバーフッド・アソシエーション、HAND(ホスフォード・アバネシー・ネイバーフッド・ディベロップメント・アソシエーション)について、私たちは、現地でHANDの運営に携わる関係者に話を聞いた。この地域では、アメリカ大手スーパーマーケットのセーフウェイの店舗が再建設されることになった時、HANDが、住民とスーパーマーケットとの話し合いの場として機能した。

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研修生レポート③「ポートランドが生み出す住民主体のまちづくり」

広大なウィラメット川と森に抱かれ、都市と自然が美しく調和する都市、ポートランド。この地を訪れ、実際に見て感じたことをずっと自分の中で振り返ってきた。このまちは単に自然に恵まれた美しい都市、という表現には留まらない素晴らしさを秘めていた。今回は、この場をお借りし、皆様に報告したい。

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研修生レポート② 「ネイバーフッド・アソシエーションに見た彼らの豊かさ」

ポートランドの住民主体のまちづくりのキーになっているのがネイバーフッド・アソシエーション(以下、「NA」)の存在だ。米国オレゴン州ポートランド市には、95のNAが存在し、それぞれの地域が抱える課題解決に取り組んでいる。

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研修生レポート① 「公(Public)という庭の志高き庭師を目指して」

バラの都、オレゴン州ポートランド。人口58万8千人の緑あふれるこのまちは、住民自らが地域のことを考え、話し合い、行動する、そんな住民自治が息づく活気ある魅力的な場所だった。

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地域再生と社会交流欲

講師:松本大地(株式会社商い創造研究所 代表取締役)

現在の日本では、郊外に大型ショッピングモールやアウトレットモールができると、一時は大変賑わっても、別の場所に新たな施設ができると、消費者は移っていきます。商店街も常に新しい生活提案やふれあい、楽しさといった日常の魅力がないと、人は訪れません。 

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(国外調査)ポートランドの誇り: 大衆の知恵を生かしたストーリー作り

講師:スティーブ・ジョンソン (ポートランド州立大学非常勤教授)

アメリカの60年代は再構築の時代と呼ばれ、各地で公民権運動、ベトナム反戦運動などの反政府運動が起きていた。その後、全米各地で市民の行政への関心が消極的になっていったが、ポートランドでは逆に市民運動で高まった機運に乗じ市民の行政への参加を積極的に促し、市民の要望を市政に反映していった。

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(国外調査)ポートランド市と市民参加

ポートランド市民により構成される市民参加諮問委員会は、市職員に対し、効果的な市民参加ができるような助言をします。そうすることにより、コミュニティと市役所の橋渡しがより円滑に行われます。各種団体のリーダーを養成するため、市民に対するアウトリーチも行っています。また、官と民のパートナーシップを形成するために、行政のすべての意思決定のプロセスに市民が参加する場を設けています。

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(国外調査)Vision Action Network とWashington Countyの連携

講師:シィア・リンズトーム(前ビジョンアクションネットワーク 常務理事)

ポートランド市に隣接するワシントン・カウンティーでは、行政から独立した、公平で、中立な立場で活動をする中間支援組織、ビジョンアクションネットワークをカウンティーの主導で立ち上げ、公共サービスおよび地域の課題を担う新たな主体の育成・確保に向けた取り組みを展開している。