2016年度のプログラムが終了しました(更新日:2016年12月21日)

キーワードで探す: 地域づくり・まちづくり

P1030933_R2

2013年度国外調査(米国オレゴン州ポートランド)

ポートランドプログラムのテーマは、「住民主体のまちづくり」。全米一、住民参加が盛んと言われるポートランドでは、住民本位のまちづくりが進められている。参加者は住民と行政の関わり方を講義や現場視察などを通じて学び、最終的には日本の自治体における経験を基盤として、ポートランドで学んだ住民と行政の関わり方の違い、ならびに共通点の分析を踏まえて、住民主体のガバナンスのあり方に関して参加者それぞれの考えを確立することを目標とする。

_MG_6190_yoshimoto_list

地元学

講師: 吉本哲郎(地元学ネットワーク主宰、鹿児島大学生涯学習教育研究センター リサーチアドバイザー)、横尾ともみ(地元学ネットワーク)

まちづくりに取り組むとなったら、あなたならまず何をするだろうか。よそのまちの成功事例を取り入れてみたが、数年後になぜかうまくいかなくなった、という話はよく耳にする。現地視察をし、予算も労力も費やし、万全の態勢で取り組んでも、失敗に終わってしまうのはなぜだろうか。「地元学」は、まちの元気を作っていくために、「ここ」に学ぶことからスタートする。事例集もコンサルタントの分析もいらない。自分たちで地域を歩き回り、「ここ」にあるものを探していく。人と交わり、多くの気付きを重ね、行動を繰り返すことで、地域が持つ力・住んでいる人々の力を引き出していく。そして、これまでの枠を飛び越え、自由に発想し、新しい価値を生み出していく。地域に入り、住民の話を聞き、足元にあるものに気付くために必要なのは、どのような姿勢だろうか。

_MG_7152 2-5-河野 一覧

あるもの探しで地域を元気に:川南地元学

講師:河野英樹(川南町総合政策課課長補佐兼企画政策係長)

2004年当時、川南町農林水産課に所属し、川南町認定農業者協議会の事務局を担当していた河野英樹氏は、同協議会で地域を元気にすることがなにかできないかと悩んでいた。そんな時に出会ったのが、吉本氏が提唱する地元学だった。早速川南町で実践してみた。「ないものねだりではなくあるもの探し」、ここから川南町の元気づくりが始まった。

川掃除から始まった河野氏らの活動は、「川南町の四季を食べる会」の発足、そして近隣自治体を巻き込んだ鍋合戦に発展した。その後も、トロントロン軽トラ市の開催、新ご当地グルメ「浜うどん」の誕生といった、新たな「元気」が生まれてきている。川南町の「元気」は町内に留まらず、近隣自治体にも良い波及効果を及ぼし始めているそうだ。・・・("続きを読む"をクリック)

list

(国内調査)杉本水産:環境マイスターのものづくり現場~熊本県水俣市~

調査先:熊本県水俣市 杉本水産 杉本肇

水俣病という苛烈を極める苦難を抱えながら、地域の自然や風土、そして人と人とのつながりを再起させ、人々が「ここ」に生きる希望を作ってきた熊本県水俣市。本調査では、その地を実際に訪れ、混乱の渦中に身を置きながらも、地域の再生のために尽力し続けてきたキーパーソンらにお会いする。そして、対話や議論を通じて、彼らの地域に対する想いや哲学を肌で感じると同時に、この地域が発する熱量に触れ、真のまちづくりとはどのようなものなのかを探る。
以下では、不知火海のイリコ漁師・みかん農家で、水俣市環境マイスターにも認定されている杉本肇さんにお会いした際の、参加者レポートを紹介する。

list

(国内調査)「私のまちづくり履歴から~職員に期待したいこと~」~熊本県水俣市~

調査先:熊本県水俣市 吉井正澄(元水俣市長)

水俣病という苛烈を極める苦難を抱えながら、地域の自然や風土、そして人と人とのつながりを再起させ、人々が「ここ」に生きる希望を作ってきた熊本県水俣市。本調査では、その地を実際に訪れ、混乱の渦中に身を置きながらも、地域の再生のために尽力し続けてきたキーパーソンらにお会いする。そして、対話や議論を通じて、彼らの地域に対する想いや哲学を肌で感じると同時に、この地域が発する熱量に触れ、真のまちづくりとはどのようなものなのかを探る。
以下では、1994年の水俣病慰霊祭で水俣病に対する市の責任を認め、公式に謝罪、1995年には村山政権との交渉の末、未認定患者の政治的決着を図り、以降、環境都市という軸のもとに「もやい直し」を進めてきたというキーパーソン中のキーパーソン、吉井正澄元水俣市長にお話を伺った際の参加者レポートを紹介する。

list

(国内調査)頭石村丸ごと生活博物館~熊本県水俣市~

調査先:熊本県水俣市 勝目豊(同博物館代表)、山口和敏、地区のお母さん方

水俣病という苛烈を極める苦難を抱えながら、地域の自然や風土、そして人と人とのつながりを再起させ、人々が「ここ」に生きる希望を作ってきた熊本県水俣市。本調査では、その地を実際に訪れ、混乱の渦中に身を置きながらも、地域の再生のために尽力し続けてきたキーパーソンらにお会いする。そして、対話や議論を通じて、彼らの地域に対する想いや哲学を肌で感じると同時に、この地域が発する熱量に触れ、真のまちづくりとはどのようなものなのかを探る。
以下では、村の自然や生活全てを展示物として見立てたいわば「屋根のない博物館」を住民の方々自身が運営する頭石(かぐめいし)地区を訪れ、勝目豊さん、山口和敏さん、地区のお母さん方にお会いした際の参加者レポートを紹介する。

list

2013年度国内調査~熊本県水俣市~

調査地:熊本県水俣市

「まちづくりはそこに住む人々の『想い』から始まる。」週末学校では、このメッセージを一貫して伝え続けている。この「そこに住む人々の『想い』」とはどのようなものだろうか。そして、そこからスタートしたまちづくりとは、どんな様相を呈しているのだろうか。
水俣病という苛烈を極める苦難を抱えながら、地域の自然や風土、そして人と人とのつながりを再起させ、人々が「ここ」に生きる希望を作ってきた熊本県水俣市。本調査では、その地を実際に訪れ、混乱の渦中に身を置きながらも、地域の再生のために尽力し続けてきたキーパーソンらにお会いする。そして、対話や議論を通じて、彼らの地域に対する想いや哲学を肌で感じると同時に、この地域が発する熱量に触れ、真のまちづくりとはどのようなものなのかを探る。

amano_list

(国内調査)天の製茶園:環境マイスターのものづくり現場~熊本県水俣市~

調査先:熊本県水俣市 天野製茶園 天野茂、浩

水俣病という苛烈を極める苦難を抱えながら、地域の自然や風土、そして人と人とのつながりを再起させ、人々が「ここ」に生きる希望を作ってきた熊本県水俣市。本調査では、その地を実際に訪れ、混乱の渦中に身を置きながらも、地域の再生のために尽力し続けてきたキーパーソンらにお会いする。そして、対話や議論を通じて、彼らの地域に対する想いや哲学を肌で感じると同時に、この地域が発する熱量に触れ、真のまちづくりとはどのようなものなのかを探る。
以下では、標高600メートルに位置する石飛高原で完全無農薬・無化学肥料でお茶を栽培し、水俣市環境マイスターにも認定されている天野茂さん、浩さんにお会いした際の、参加者レポートを紹介する。

佐川一覧

いえづくりのプロであるということ

講師:佐川旭(建築家、一級建築士、女子美術大学非常勤講師、㈱佐川旭建築研究所代表)

「まちづくり」と「いえづくり」は似ている点が多い。生涯で一度あるかないかのいえづくりに臨む家族をプロフェッショナルとしてサポートし、彼らが竣工時ばかりでなくその後も満足するいえをいっしょにつくるのが建築家だ。家族の中でも意見は異なる、すべての意見を取り入れることは難しい。予算や法令の制約もある。いまの家族と年を経た家族は違う形になっているかもしれないが、大概はそこまで家族は考えが及ばない、そこまで先回りして一緒に考えるように促すのもいえづくりのポイントだ。けっきょく、いえづくりの結果を引き受けるのは家族なのだ。"いえ"を"まち"に、"家族"を"住民"に読み替えれば、ほとんど同じだ。

大津一覧

次の世代に残したいもの~南阿蘇村からの発信~

講師:大津愛梨(農家)

熊本県阿蘇地域は今年5月、国連食糧農業機関(FAO)が認定する世界農業遺産に登録された。世界農業遺産とは、伝統的な農法や文化、景観を持ち、生物多様性に富んだ地域を世界的に保全しようとする取り組みで、現在世界11カ国25ヶ所(うち日本5ヶ所)が認定されている。阿蘇を世界農業遺産登録に導いた立役者の一人が大津愛梨さんだ。大津さんは2003年に南阿蘇村に移り住み、以来、米を中心に農業を生業としながら、NPO法人九州バイオマスフォーラムや南阿蘇バイオマスエネルギー協議会のメンバーとして、地域内におけるエネルギーの自給自足も目指している。また語学力を活かし、日本国内だけでなく世界に向けて、日々の暮らしを発信して来ている。